毎年秋に、京都にある百萬遍 知恩寺という寺院で開催される「秋の古本まつり」に行ってきました。京都古書研究会が主催するこの古本市は「京都の三大古本まつり」の一つとして知られ、各古書店が知恩寺の境内いっぱいに、なんと20万冊にもおよぶ古本を並べます。

今年は第48回で、期間は2024/10/31(木)~2024/11/04(月)の5日間です。
自分にとってのお宝本がきっと見つかる
会場に一歩入ると、見渡す限りの古本、古本、古本。どの本棚にも、見たことのないタイトルの本や絶版本が並んでいます。「欲しかったけれど絶版で手に入らなかった本」や「こんな本があったのか!という本」など、驚くような発見が次々とあり、まるで宝探しをしているような気分にさせてくれます。

私も、気づけばいくつも本を購入していました。

場の雰囲気につられてついつい買ってしまうのも、こうしたおまつりの魅力ですね。
傷や経年劣化も古本の味
古本というだけあり、中には経年劣化でボロボロになっているものもたくさんあります。
私は普段、本に折れや傷がついているのが非常に気になるたちなのですが、こうした場所で手にする古本は、それすらもその本が辿ってきた年月や読まれてきた歴史を刻んでいるかのようで、「味」のように感じられてしまうのだから不思議なものです。
来場の際は手さげタイプのマイバッグ持参で
会場内には所狭しと古本が並べられています。ついつい買いすぎてしまうこともあると思いますので、購入した古本を少しでも楽に持ち帰れるようにマイバッグを持参されることをおすすめします。
ただし、リュックなど背負うタイプのバッグだと本棚や他のお客さんにぶつかりやすく、かえって行動の邪魔になってしまう可能性があります。そういった憂いなく持ち帰れるように、手さげタイプのバッグを持っていくのがよいでしょう。
まとめ
「秋の古本まつり」は京都の百萬遍知恩寺で毎年秋に行われる、本好きにはたまらない体験ができる古本市です。古本市では、一般の書店ではもう手に入らないような本に出会えます。
きっとあなたにとってのお宝本も見つかるはず。ぜひ、一度足を運んでみてください。
他の古本まつりも要チェック
気になる方は、他の古本まつりもチェックしてみてください。
古本まつりは他にも日本全国で開催されています。『日本の古本屋』というサイトから確認することができますので、もし気になる古本まつりが見つかったらぜひ一度足を運んでみてください。思いがけない、新しい本との出会いが待っているかもしれません。
開催中・開催予定の古本まつりはこちらからご確認ください。